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オイル上がりの対策は?オイル下がりとの違い、費用についても解説

2023年11月29日

車のエンジンにおいて、オイル上がりとは一体何なのでしょうか?
たまに聞く単語ですが、その意味を知らない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、オイル上がりをしてしまって大変と言う方も多いでしょう。

オイル上がりの症状や原因、そして放置した場合の影響について理解し、効果的な対策と費用についても詳しく解説します。
また、オイル上がりとオイル下がりの違いについても明らかにしましょう。

オイル上がりの対策は?オイル下がりとの違い、費用についても解説

オイル上がりとは?

まずはオイル上がりについて解説します。
小見出し:オイル上がりとは何か

オイル上がりとは、車のエンジンで起こる異常な現象の一つです。
具体的には、エンジン内部からエンジンオイルが燃焼室に侵入し、燃焼とともに白い煙として排気に出る状態を指します。
この煙はしばしば「白煙」と呼ばれ、オイル上がりの典型的な症状の一つです。

オイル上がりの症状

オイル上がりが発生すると、車両からいくつかの症状が現れることがあります。
主な症状には以下の点が挙げられます。

白煙の排出
オイル上がりの最も顕著な症状として、マフラーから白煙が出ることがあります。
この白煙はエンジンオイルが燃焼されたものであり、排気ガスと混ざって目立つため、他の車からもすぐに気付かれます。

エンジンオイルの減少
オイル上がりにより、エンジンオイルが燃焼されるため、通常よりも早いペースでエンジンオイルが減少します。
エンジンオイルが不足するとエンジンの正常な潤滑が妨げられ、エンジンの寿命に悪影響を与えます。

異音や振動
オイル上がりによりエンジン内部の潤滑不足が生じると、エンジン内で異音や振動が発生することがあります。
エンジンがスムーズに動作しない場合、異常を感じることができます。

オイル下がりとの違い

オイル上がりとオイル下がりは、両方ともオイルに関する問題である点で共通していますが、その原因と症状には違いがあります。
オイル上がりとオイル下がりの違いについて見てみましょう。

オイル上がりは、エンジン内部からエンジンオイルが燃焼室に侵入し、白煙として排気に出る現象です。
主にピストンリングやシリンダーの隙間からエンジンオイルがすり抜けることが原因とされています。
一方、オイル下がりはエンジン内部から外部へエンジンオイルが漏れる状態を指します。
オイルパンやバルブカバーなどの部品からの漏れが主な原因です。

オイル上がりは白煙の排出が特徴的であり、エンジンオイルの燃焼に関連する症状が見られます。
対照的に、オイル下がりはエンジンオイルの漏れにより、エンジン周辺や地面にオイルの汚れが現れます。
エンジンオイルの漏れが外部に見えるため、オイルパンやガスケットの交換などが必要です。

オイル上がりを放置するとどうなる?

オイル上がりを放置すると、様々な悪影響が発生する可能性があります。
オイル上がりが進行すると、以下のような問題が生じる可能性があります。

エンジンダメージ
エンジンオイルが不足することでエンジンの潤滑が劣化し、エンジンパーツ同士の摩擦が増加します。
これによりエンジン内部にダメージが生じ、エンジンの寿命が短くなる可能性が高まります。

燃費悪化
エンジンオイルが燃焼されることで、燃焼効率が低下し、燃費が悪化することがあります。
燃料とエンジンオイルの消費が増加するため、ランニングコストも上昇します。

環境への影響
オイル上がりによって発生する白煙は、環境に対する影響を及ぼす可能性があります。
白煙には有害物質が含まれており、大気汚染の要因となります。

車検通過の困難さ
一部の地域ではオイル上がりがある車両が車検に合格しづらいことがあります。
車検基準に合致しない場合、修理が必要となります。

オイル上がりの対策と費用

オイル上がりに対処するためには、適切な対策を講じることが重要です。
また、対策を行う際の費用についても把握しておくことが必要です。

オイル上がりへの対策

オイル上がりの対策には以下のような方法があります。

エンジンオイルの交換
新しいエンジンオイルへの交換は、エンジン内部の潤滑を改善し、オイル上がりの症状を軽減することができます。
粘度や品質に注意して適切なエンジンオイルを選びましょう。

ピストンリング交換
オイル上がりの主要な原因であるピストンリングの摩耗や劣化が進行している場合、ピストンリングの交換が必要です。
これによりエンジンオイルの漏れを抑制できます。

エンジンのオーバーホール
オイル上がりが深刻な場合、エンジンのオーバーホールが必要となることがあります。
これにはエンジンの分解と各部品の点検、修理が含まれます。

オイル添加剤の使用
一部のオイル添加剤はオイル上がりの症状を一時的に改善することがあります。
しかし、根本的な解決策ではないため、永続的な対策が必要です。

オイル上がりの費用は?

オイル上がりの対策にかかる費用は、対策方法や車種によって異なります。
一般的な費用の目安を以下に示します。

エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換費用は、オイルの種類やブランド、作業料を含めて約5,000円から10,000円程度が一般的です。

ピストンリング交換
ピストンリングの交換はエンジンの分解が必要なため、費用が高くなります。
一般的には10万円以上かかることがあります。

エンジンのオーバーホール
エンジンのオーバーホールは最も費用が高い対策の一つで、20万円以上かかることがあります。
ただし、エンジンの状態や車種によって費用は異なります。

オイル添加剤の使用
オイル添加剤は比較的低コストで入手できます。
価格は数百円から数千円程度です。

オイル上がりは予防が大切!

この記事では、オイル上がりについて詳しく説明しました。
オイル上がりはエンジン内部でオイルが異常に上昇する現象であり、エンジンの正常な動作に悪影響を及ぼす可能性があります。
オイル上がりの症状や原因について理解し、早期に対策を取ることが重要です。