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ラジエーターファンが回らない場合の原因とプロが教える対処法

2023年12月12日

夏の暑い日、エンジンを守る重要な役割を果たすラジエーターファン。
突然ファンが回らないトラブルに見舞われることもあります。

一般的にはエンジンのオーバーヒートによって、ファンが停止することが多いですが、実は他にも様々な原因が考えられるのです。

この記事では、エンジンの命とも言えるラジエーターファンが回らない時の原因と、それに対する対処法を詳しく解説していきます。

ラジエーターファンが回らない場合の原因とプロが教える対処法

ラジエーターファンの仕組みとは?

エンジンを適切な温度に保つために欠かせないラジエーターファンは、エンジンクーラントの温度が一定以上になると作動し、ラジエーターを通過する空気量を増やして冷却を促進します。

通常、サーモスタットによって制御され、水温センサーが温度を検知してファンのオン・オフを切り替えるシステムです。

ラジエーターファンが重要な役割を果たす理由

ラジエーターファンはエンジンのオーバーヒートを防ぎ、性能の維持に寄与します。
特に渋滞時やアイドリング時には自然風が得られないため、ファンの強制冷却が非常に重要となります。

効率的に働かないと、エンジンは温度の上昇により損傷する恐れがあります。

ラジエーターファンの故障原因

ヒューズの焼損やブレーカーのトリップ

電気回路の過負荷や異常でヒューズが切れたりブレーカーがトリップすることでファンが停止します。
これはシステムの保護機能であるため、故障の可能性には該当する部品の点検や交換が必要となります。

定期的なメンテナンスで予防することが大切です。

サーモスタットの不良

サーモスタットが適切に作動せず、水温の正確な測定ができない場合、ラジエーターファンは必要な時に回らなくなります。

故障したサーモスタットは正確な温度制御を妨げ、エンジンの冷却効果を損なうため、速やかな交換が推奨されます。

配線の断線や接続不良

ファンモーターと電源をつなぐ配線に問題があると、ファンは機能しなくなります。
配線の劣化や齧る害虫等の影響で断線や接続不良が生じる可能性があります。
定期的な配線チェックにより安定した冷却システムを維持することができます。

クーリングファンモーターの故障

クーリングファン自体のモーターが故障することでファンは回らなくなります。
モーターの故障は通常、摩耗や汚れの蓄積が原因であり、部品の交換が必須です。
冷却システムの効率を維持するためには、モーターの状態に気を付けることが重要です。

電気系統の問題

ファンを制御する電気回路に異常があると、ファンが正常に作動しなくなります。
センサーやECU(エンジンコントロールユニット)の故障など、複雑な電気系統に起因する故障は専門的な診断が必要となります。

クーリングファンリレーの不良

クーリングファンリレーは電源をファンモーターに供給するためのスイッチ役割を担います。
このリレーが故障するとファンが作動しなくなるため、ファンが回らない際にはリレーもチェック対象となります。

ラジエーターファンが回らない場合の対処法

冷却ファンが停止した際はセルフ診断前に安全確保を優先し、エンジンを冷ましてから作業を行うことが重要です。
ヒューズやリレーの確認、配線の検査、センサーやサーモスタットのチェックを行い、必要であれば専門の修理業者に頼むべきです。

まとめ

この記事では、ラジエーターファンが回らない主な原因とそれに伴う対処法を紹介しました。

エンジンを適切な温度で保つための重要な役割を持つラジエーターファンのトラブルは、時として車の大きな問題につながることがあります。
適切な知識と予防策を持っておくことで、これらの問題に対処することが可能です。

車の性能と安全を維持するためにも、定期的な点検と適切な対応を心がけましょう。