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ドアパンチで塗装剥がれが起きた!修理費はいくらかかるか詳しく解説

2023年02月05日

車のドアは周囲に気を配っていないとぶつけてしまう可能性があります。
「ドアパンチにより塗装が剥がれてしまったときはどうすればよい?」
「修理費用はいくらかかるの?」
そう疑問に感じた方も、いるかもしれません。

この記事では、ドアパンチによる塗装剥がれの修理費を解説します。
小さな傷でも修理に時間や費用がかかるドアパンチをしないように注意する方法も解説するので、参考にしてください。

ドアパンチで塗装剥がれが起きた!修理費はいくらかかるか詳しく解説

ドアパンチで塗装剥がれ!修理費弁償もあり得る?|ドア開閉時の危険性

ドアパンチは駐車中にドアを開いた際、隣の車にぶつけて傷付けてしまう事故です。
ドアを開けただけで発生するため、誰もが被害者・加害者になりかねない身近な事故といえるでしょう。

特に車同士が密接しやすい駐車場で、ドアパンチは発生しがちな事故です。
車の間隔が空けられないところでドアを開閉すると、ドアパンチが起こる可能性は高まります。

しかし、車を駐車場に停める動作は、どこかに車で移動すれば日々行わねばなりません。
開閉がスライド式の車同士が停まらない限り、常に気を配らねば発生リスクは常にある事故といえるでしょう。

ドアパンチ塗装剥がれの修理費用はいくら?症状別に解説!

ドアパンチは、誰しもに起こり得る事故です。
以下のような理由でドアの開閉ミスを起こすと、ドアパンチは発生しやすい傾向にあります。

● 風にあおられてドアが大きく開いた
● ドアを開ける際に力が入りすぎてしまった
● 隣の車との距離感が近すぎてドアが接触した

大きな凹みとなってしまった場合は、内部に影響が出ている可能性も出てきます。
そうなると、最悪の場合ドアそのものをパーツ交換せねばならないでしょう。

ここからは、ドアパンチでできる可能性のある傷を紹介します。

症状1:小さな傷や引っかき傷

走行中に草木などで擦った、小石や砂が飛んできたような見た目の傷で塗料が剥がれた場合は小傷に該当します。
傷が小さく浅ければ、ある程度は自分で対処できるのが特徴です。

修理費用は、コンパウンドのDIY修理なら1,000円前後、業者依頼で20,000円〜40,000円前後かかります。
修理にかかる日数は1〜2日ほどです。

しかし、傷の程度によって変化します。
業者に依頼する場合で日数や料金の気になる方は、直接問い合わせをしましょう。

症状2:塗装剥がれ

ドアパンチでボディの塗装のみが剥がれたとき修理費用は、1万円〜3万円が相場です。
車体の大部分は鉄でできています。
鉄のボディの表面塗装によって、雨や水濡れによるサビを防いでいるのです。

車の擦り傷を放置してしまうと、雨や水濡れによってわずかな傷から徐々にサビが広がっていく可能性が高いです。
サビが大きくなったり浸透したりすると、ドアを交換しなければならない事態も起こり得ます。

塗装剥がれについては早めに対応し、愛車の傷がひどくなるのを避けましょう。

症状3:大きな凹み

車のドアがすぐに凹んでしまうのは、パワーウィンドウ(窓の自動開閉装置)の配線やドアロックの部品をつなぐため、すき間が多いからです。

ドアパンチで凹みが広範囲に及ぶ場合、修理代が高額になる可能性は高いです。
10cm×10cmくらいの傷までなら安く済みますが、これ以上の大きな凹みになると確実に費用がかかるでしょう。
平均額ではありますが、大きな凹みの修理相場は約10万円といわれます。

あまりにも大きいドアパンチ凹みの場合、ドアの交換が必要となるケースもあります。
この場合はさらに費用がかかるため、場合によっては車の買い換えも視野に入れましょう。

ドアパンチをされた!塗装剥がれの修理費対応は迅速に!

泣き寝入りしないためにはドアパンチをした相手、つまりドアを開けて自分のドアに当てた方を特定できなければ話になりません。
しかし、これは非常に難しいのが実情です。

確実に相手を特定できるのは、自分が車に乗っているときにドアパンチされたときだからです。

「契約駐車場で隣の車からドアパンチを受け、加害者の足がついている」
「監視カメラにドアパンチの様子と、相手の車ナンバーががはっきり写っていた」

このような状況なら、場合によって加害者特定は可能です。
ドライブレコーダーに記録があるなら、それを提出してもよいでしょう。

実際にドアパンチされた現場を見たには、迅速に対応しないと泣き寝入りする可能性が出てきます。
ドライブレコーダーや実際の傷を証拠にして、警察へ素早く連絡しましょう。

ドアパンチによる塗装剥がれ|気配りで無駄な修理費出費を減らそう

ドアパンチなどによる被害は、加害者の特定が難しい傾向にあります。
そのため、被害者が泣き寝入りしなければならない確率は高いです。
自身がドアパンチをしない・されないために、できる予防策はしっかり行いましょう。

駐車場所に広いスペースを選ぶのはもちろん、ドア開閉時には細心の注意を払い行動してください。
市販のドアプロテクターを使い、ドアパンチ予防をするのも効果的です。

駐車する場所やシチュエーションを考え、ドアパンチを起こさない行動を日頃から心がけましょう。

まとめ

車のドアは周囲に気を配っていないとぶつけてしまう可能性があり危険です。
この事故、ドアパンチは誰でも被害者・加害者になり得ます。

ドアパンチで塗料の剥がれを起こした場合、修理費は傷の有無で変わります。
傷が大きければ修理費は高く、ドアそのものを交換する事態も起こり得るため注意が必要です。

周囲を気にしてドアを開けたり、ぶつけられないよう対策をしたりするのは大切です。
万が一、修理をする場合には費用相場を参考に、整備工場などへ依頼してください。