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車の塗装にぶつぶつがある!?ブリスターが起きた時の対処法を紹介

2023年02月11日

車の塗装はきれいな状態で納車されます。
きれいな状態を保つために洗車をしたり、屋根付きのガレージに駐車したりして、きれいな車を保つ生活が楽しみな方もいるでしょう。

しかし、DIYでの塗装やプロの方でも塗装ミスをした場合、しばらくすると塗装の表面にぶつぶつが出てくる可能性があります。
このぶつぶつはブリスターと呼ばれる現象で、見た目が悪くなってしまいます。

この記事ではブリスターが起きる原因や修理する方法を紹介するので参考にしてください。

車の塗装にぶつぶつがある!?ブリスターが起きた時の対処法を紹介

ぶつぶつの正体「ブリスター」とは?

車の表面を塗装したあとしばらくして、塗料の表面がぶつぶつと膨れ上がってくる現象をブリスターと呼びます。
塗装する場所に水分や異物があり、その上から塗料を塗ってしまった場合に発生する現象です。

ブリスターは、わずかな水分や汚れ、手の皮脂や指紋でも発生します。
塗装をする際は塗料を塗る面を徹底してきれいにするのは、職人として当たり前です。

DIYで塗装を行う際も入念にクリーニングしてから行う方が大半ですが、それでもブリスターが発生するケースは珍しくありません。
ブリスターが発生した場合は一度塗装を剥がして再塗装しないときれいにはならず厄介です。

ブリスターが起こる原因は作業環境?

いくら塗装面をきれいにしても、塗装を行う環境が悪ければブリスターは発生します。
作業場所がホコリっぽかったり湿気が多かったりすれば、いくら塗装する表面をきれいにしても、作業中にホコリが付着したり水滴が付く確率は上がります。

塗装面に傷があると塗料と塗装面の間に空気が入り、それがブリスターの原因となりがちです。
塗装面が広く、塗装に時間がかかるほどブリスター発生リスクは高まります。

ブリスターを起こさないようにする対策はある?

ブリスターが発生しないようにするには、塗装する際に異物や水分が塗装面に付着しないように、万全の状態にせねばなりません。
傷があると塗装面と塗料の間に空気が入り、ブリスターが発生する可能性が高まります。

作業環境を整えて塗装面に傷もなく何も付着しない状態を保ちながら、塗装をしていけば、ブリスターは発生しないのです。
このような環境を整えるのは、個人ではなかなか難しいでしょう。

現在は、ちょっとした塗装の剥がれはDIYで塗装をする方が増えています。
しかし、塗装面積が大きいほどブリスターが発生する可能性が高まります。
塗装剥がれが大きい場合は、業者に任せきれいな仕上がりを手に入れましょう。

板金塗装屋を選ぶポイント

ブリスターを発生させずに車の塗装をするには、板金塗装業者に依頼するほうがよいでしょう。
ここでは、板金塗装業者を選ぶポイントを解説します。
業者選びに迷っている方は、参考にしてください。

なお、業者の中には値段の安さを強みにしているところもあります。
安さだけで業者を選んではいけません。
必要な作業をあえて省き値段を下げている業者に依頼すれば、ブリスター発生の危険性も高まるからです。

ポイント①:接客対応がしっかりしているか

板金塗装は、顧客のニーズに応じた作業が求められます。
いくら技術力が高い業者でも、顧客とのやり取りに難があればトラブルに発展する可能性もあるでしょう。

過剰な接客は必要ありません。
顧客に希望を聞いて業者側ができる作業を提示し、どのような作業を行うのか説明できる程度のコミュニケーション能力は必須です。
あまりにぶっきらぼうな業者には、依頼しないほうがいいでしょう。

ポイント②:修理後の保証があるか

優良な業者は、修理後に一定の保証があります。
特に塗装は繊細な作業です。
塗装業者でも、ブリスターを発生させてしまう可能性もゼロではありません。

ブリスターが発生すれば、塗装はやり直しです。
これが保証によって無料で行ってもらえるなら万が一があっても安心でしょう。

業者がミスを認めず有料で再塗装となれば、トラブルになる可能性もあります。
保証がある場合も、どこまでが保証の範囲内なのか契約を交す前にしっかりと聞いてください。

ポイント③:実績のある業者か

優良な業者は実績が豊富です。
新規業者の中にも技術の高い業者はいますが、実績豊富な業者は、万が一の時の対応も手慣れています。

現在は、ホームページを公開している業者も多いので、まずは施工事例を確認しましょう。
自分が行ってほしい塗装と同じ作業を行ってくれる業者が見つかったなら、そこに依頼すれば確実です。

口コミも参考になります。
実績が多くても口コミがイマイチな業者はおすすめできません。
長期にわたってよい評価が就いている業者を選びましょう。

複数の業者で迷ったら、相見積もりを依頼してください。
業者の特徴と共に、地域の相場が分かります。

まとめ

今回は、ブリスターが発生する原因や防ぐ方法、板金塗装業者の選び方などを紹介しました。
車の塗装をDIYする方も増えましたが、やはりきれいに長持ちするように塗装するには、板金塗装業者などプロに依頼したほうがよいでしょう。

ブリスターが発生したらその部分の塗装はすべてやり直しになります。
やり直しする手間と費用をかけるなら、最初からよい業者に依頼しましょう。
その方が結果的にはお得になります。